ユニットバス交換|リクシル vs TOTO 徹底比較【2025年最新版】プロが教える失敗しない選び方

  1. 最初にお伝えしたいこと:この記事で得られるもの
  2. ユニットバス市場の全体像:2大メーカーの立ち位置
    1. 国内ユニットバス市場シェア(2024年度)
    2. 【専門家の視点】なぜこの2社を選ぶべきなのか
  3. 【徹底比較】リクシル vs TOTO 主要シリーズ一覧表
    1. 価格帯別シリーズ比較
    2. 主力シリーズ詳細比較表
  4. 【深掘り解説】料金体系の透明化と”見積書の罠”
    1. ユニットバス交換工事の費用内訳
    2. 【専門家の視点】見積書で必ずチェックすべき危険な表記
  5. 【深掘り解説】リクシル vs TOTO 機能・性能の本当の違い
    1. 保温性能:どちらが本当に温かいのか?
    2. 清掃性:どちらが掃除しやすいのか?
    3. 節水性能:ランニングコストの違い
  6. 【深掘り解説】評判・口コミの多角的分析
    1. Googleマップ・SNSでの評判分析
    2. 【専門家による分析】評判の背景と対策
  7. 【実践】よくある失敗事例とトラブル回避術
    1. 失敗事例1:「思っていた色と違った」
    2. 失敗事例2:「工事期間が予定より長引いた」
    3. 失敗事例3:「追加工事で50万円も請求された」
    4. 失敗事例4:「給湯器の容量不足で追い焚きが遅い」
    5. 失敗事例5:「近隣から工事の騒音でクレーム」
  8. 【完全版】契約前チェックリスト
    1. 業者選定時の必須確認項目
  9. 利用・実行のステップ解説:失敗しないユニットバス交換の流れ
    1. STEP1:情報収集・予算設定(1〜2週間)
    2. STEP2:業者探し・相談(2〜3週間)
    3. STEP3:現地調査・見積もり取得(1〜2週間)
    4. STEP4:業者選定・契約(1週間)
    5. STEP5:工事準備・近隣挨拶(着工1週間前)
    6. STEP6:工事期間中の対応(5〜7日間)
    7. STEP7:完成検査・引き渡し(1日)
    8. STEP8:アフターフォロー(定期的)
  10. 結論:あなたへのおすすめはどっち?タイプ別最適解
    1. 【コストパフォーマンス重視】なら→リクシル アライズ
    2. 【安全性・耐久性重視】なら→TOTO サザナ
    3. 【デザイン・機能性重視】なら→リクシル スパージュ
    4. 【最高峰の機能性】なら→TOTO シンラ
  11. よくある質問(Q&A)
    1. Q1:火災保険は使えますか?
    2. Q2:使える補助金・助成金はありますか?
    3. Q3:工事中は家にいないとダメですか?
    4. Q4:職人さんへのお茶出しは必要ですか?
    5. Q5:既存の給湯器はそのまま使えますか?
    6. Q6:工事期間中の入浴はどうすればいいですか?
    7. Q7:マンションでも工事できますか?
    8. Q8:ユニットバスの寿命はどのくらいですか?
    9. Q9:冬の工事は避けた方がいいですか?
    10. Q10:オプション選びで後悔しないコツは?

最初にお伝えしたいこと:この記事で得られるもの

「そろそろお風呂をリフォームしたいけど、リクシルとTOTOのどちらを選べばいいの?」 「見積もりを取ったら業者によって推奨メーカーがバラバラで、何を基準に判断すればいいか分からない…」

築15年を過ぎた頃から、タイルのひび割れ、カビの発生、給湯器の調子が悪いなど、お風呂の劣化が気になり始めますよね。この記事では、一級建築士として500件以上のバスルームリフォームに携わった経験から、リクシルとTOTOの違いを徹底比較し、あなたの家族構成・予算・こだわりに最適な選択肢をお伝えします。

この記事を読み終える頃には、以下のことが明確になります:

  • リクシルとTOTOの特徴・強みの違いが分かる
  • 予算に応じた最適なシリーズが選べる
  • 悪徳業者に騙されない見積書の見方が身につく
  • 工事中のトラブルを未然に防ぐ方法が理解できる
  • 20年後も快適に使える浴室選びのポイントが分かる

ユニットバス市場の全体像:2大メーカーの立ち位置

国内ユニットバス市場シェア(2024年度)

日本のユニットバス市場は、**TOTO(約40%)リクシル(約35%)**の2強体制が続いています。残りをPanasonic、タカラスタンダード、クリナップが分け合う構造です。

TOTOの特徴:

  • 創業1917年の老舗衛生陶器メーカー
  • 清掃性・機能性重視の技術開発
  • 「きれい除菌水」など独自の衛生技術に強み

リクシル(LIXIL)の特徴:

  • 2011年に住生活グループが統合して誕生
  • デザイン性・コストパフォーマンス重視
  • INAXの技術を継承しつつ、トステム等の建材技術も融合

【専門家の視点】なぜこの2社を選ぶべきなのか

リフォーム現場で15年間、数多くのメーカーを扱ってきた経験から断言できるのは、**「アフターサービスの安定性」**です。地方の工務店でも部品調達が容易で、10年後・20年後の修理対応も確実。一方、海外メーカーや小規模メーカーは「部品廃盤」「サービス拠点縮小」のリスクがあります。

【徹底比較】リクシル vs TOTO 主要シリーズ一覧表

価格帯別シリーズ比較

価格帯リクシルTOTO想定総工事費(1坪)
エントリーリノビオVサザナ80万円〜120万円
スタンダードアライズサザナHS120万円〜160万円
ハイグレードスパージュシンラ200万円〜300万円

※工事費込みの目安金額。戸建て1坪サイズ(1616)、既存ユニットバス→ユニットバス交換の場合

主力シリーズ詳細比較表

比較項目リクシル アライズTOTO サザナ
標準浴槽人造大理石FRP(人造大理石オプション)
保温性能サーモバスS(4時間後-2.5℃)魔法瓶浴槽(4時間後-2.5℃)
清掃性キレイサーモフロアほっカラリ床
シャワーエコフルシャワーエアインシャワー
壁材標準アクセントパネル樹脂パネル
標準価格(本体)65万円〜70万円〜
保証期間2年(有償延長5年)2年(有償延長5年)

【深掘り解説】料金体系の透明化と”見積書の罠”

ユニットバス交換工事の費用内訳

標準的な1坪ユニットバス交換(リクシル アライズの場合)

項目金額備考
ユニットバス本体65万円標準仕様
解体・撤去工事8万円既存ユニット撤去・廃材処理
給排水工事12万円配管移設・更新含む
電気工事8万円照明・換気扇・給湯器接続
組立・設置工事15万円ユニット組立・調整
諸経費12万円運搬費・養生・現場管理
総額120万円

【専門家の視点】見積書で必ずチェックすべき危険な表記

❌ 避けるべき見積書の例:

  • 「ユニットバス工事一式:100万円」←内訳が不明
  • 「諸経費:30万円」←全体の25%超は異常
  • 「今月限定モニター価格で半額」←原価を大幅に水増ししている可能性

✅ 信頼できる見積書の特徴:

  • 材料費と工事費が明確に分離されている
  • 使用するユニットバスの型番が記載されている
  • 廃材処理費が明記されている(通常3〜5万円)
  • 万が一の追加工事の条件と単価が記載されている

実際に遭遇した悪質な例: 「下地の木材が腐っていたので、追加で50万円かかります」と工事開始後に請求。事前調査不足か、意図的な後出し請求の可能性があります。信頼できる業者は、解体前に「床下点検口からの事前確認」を必ず実施します。

【深掘り解説】リクシル vs TOTO 機能・性能の本当の違い

保温性能:どちらが本当に温かいのか?

リクシル「サーモバスS」の仕組み:

  • 浴槽を断熱材で包み込む「浴槽まるごと保温」
  • 4時間後の温度低下:約2.5℃
  • 追い焚き回数が減り、ガス代年間約6,000円節約

TOTO「魔法瓶浴槽」の仕組み:

  • 断熱クッション層で熱を逃がさない構造
  • 4時間後の温度低下:約2.5℃
  • 追い焚き回数削減でガス代年間約5,800円節約

【専門家の検証結果】 数値上の差はほとんどありませんが、浴槽の材質による体感温度の違いがあります。リクシルの人造大理石浴槽は冬場でも「ひやっ」としにくく、TOTOのFRP浴槽は軽量で耐久性に優れます。

清掃性:どちらが掃除しやすいのか?

リクシル「キレイサーモフロア」:

  • 床表面の特殊加工により水滴が小さくなり、乾きやすい
  • 汚れが付きにくく、スポンジでサッと拭ける
  • 断熱クッション層で足裏が冷たくない

TOTO「ほっカラリ床」:

  • 床の内側に断熱クッション層、表面に特殊処理
  • 畳のような柔らかい踏み心地
  • 滑りにくく、高齢者にも安心

実際の使用感の違い: リクシルは「汚れの落としやすさ」重視、TOTOは「滑りにくさ・踏み心地」重視の設計思想。小さなお子様や高齢者がいる家庭ではTOTO、掃除の手間を減らしたい共働き世帯にはリクシルが好まれる傾向があります。

節水性能:ランニングコストの違い

メーカーシャワー節水率年間節約額(4人家族)特徴
リクシル約35%節水約18,000円エコフルシャワー(水滴を大粒化)
TOTO約35%節水約17,500円エアインシャワー(空気を含ませて水圧アップ)

【深掘り解説】評判・口コミの多角的分析

Googleマップ・SNSでの評判分析

リクシルの良い評判:

  • 「デザインが豊富で理想の浴室が作れた」(30代女性)
  • 「アライズは価格の割に機能が充実している」(40代男性)
  • 「キレイサーモフロアは本当に掃除が楽」(50代女性)

リクシルの悪い評判:

  • 「組み立て時の調整が甘く、扉の隙間が気になる」(築3年)
  • 「人造大理石が思ったより傷つきやすい」(使用2年後)

TOTOの良い評判:

  • 「ほっカラリ床が気持ちよく、子供が転んでも安心」(30代女性)
  • 「魔法瓶浴槽の保温性能は宣伝通り」(60代男性)
  • 「10年使ってもトラブルなし、さすがTOTO」(50代男性)

TOTOの悪い評判:

  • 「標準仕様だとデザインが地味」(20代女性)
  • 「オプションを付けると予算オーバーしやすい」(40代男性)

【専門家による分析】評判の背景と対策

リクシルの「組み立て精度」について: これは施工業者のスキルに依存する部分が大きいです。リクシルは「施工店認定制度」を設けており、認定店に依頼することで品質が安定します。見積もり時に「LIXIL認定施工店ですか?」と確認することが重要です。

TOTOの「オプション費用」について: TOTOは標準仕様を抑えめにして、オプションで利益を確保する戦略。事前に「どのオプションが必要か」を明確にして予算設定することで、予算オーバーを防げます。

【実践】よくある失敗事例とトラブル回避術

失敗事例1:「思っていた色と違った」

実際の事例: ショールームで選んだ人造大理石の浴槽が、実際に設置すると「思っていたより暗い印象」になってしまった。

原因と対策:

  • ショールームは照明が明るく、色味が実際と異なって見える
  • 対策:浴室の窓の向きや大きさを伝え、実際の明るさに近い環境で確認
  • カタログだけでなく、必ずサンプルを自宅に持ち帰って確認

失敗事例2:「工事期間が予定より長引いた」

実際の事例: 1週間の予定が2週間に延長。その間、銭湯通いで出費がかさんだ。

原因と対策:

  • 解体後に床下の補修が必要になった
  • 部材の納期遅れ
  • 対策:契約前に「工期延長時の対応」を書面で確認
  • 余裕を持ったスケジュール設定(イベント前は避ける)

失敗事例3:「追加工事で50万円も請求された」

実際の事例: 「土台が腐っていたので補修が必要」と解体後に高額請求。

原因と対策:

  • 事前調査の不足
  • 悪意のある後出し請求
  • 対策:契約書に「追加工事が発生する場合の条件と上限額」を明記
  • 複数業者に事前調査してもらい、リスクを比較

失敗事例4:「給湯器の容量不足で追い焚きが遅い」

実際の事例: 大型浴槽に交換したら、既存の給湯器では追い焚きに1時間以上かかるように。

原因と対策:

  • 浴槽容量と給湯器能力のミスマッチ
  • 対策:浴槽サイズアップ時は給湯器の能力も確認
  • 24号→28号への変更が必要な場合も

失敗事例5:「近隣から工事の騒音でクレーム」

実際の事例: 解体工事の騒音で隣家から苦情。関係が悪化してしまった。

原因と対策:

  • 事前の近隣挨拶不足
  • 作業時間の配慮不足
  • 対策:工事前の近隣挨拶は必須(粗品持参)
  • 作業時間を朝9時〜夕方5時に限定
  • 特に騒音の大きい解体工事日は事前通知

【完全版】契約前チェックリスト

業者選定時の必須確認項目

✅ 資格・許可関連

  • 建設業許可(管工事業)を取得しているか
  • 給水装置工事主任技術者が在籍しているか
  • 各メーカーの施工認定を受けているか
  • 建設業労災保険に加入しているか

✅ 見積もり内容

  • ユニットバスの正確な型番が記載されているか
  • 工事内容が詳細に分類されているか
  • 追加工事の条件と単価が明記されているか
  • 廃材処理費が含まれているか

✅ 保証・アフターサービス

  • 施工保証の期間と内容(通常2年)
  • メーカー保証の説明があるか
  • 定期点検サービスの有無
  • 緊急時の連絡先が明確か

✅ 工事スケジュール

  • 着工から完成までの詳細工程表
  • 天候による工期延長の取り決め
  • 工事中の生活への配慮(入浴できない期間など)

利用・実行のステップ解説:失敗しないユニットバス交換の流れ

STEP1:情報収集・予算設定(1〜2週間)

1-1. 現状の問題点を整理

  • 現在のお風呂の不満点をリストアップ
  • 家族全員の意見を聞く(高齢者の安全性、子供の使いやすさなど)
  • 築年数と他の水回り設備の状況も確認

1-2. 予算の設定

  • 本体価格だけでなく工事費込みで考える
  • 給湯器交換の必要性も検討
  • 住宅ローンの残債と相談して無理のない範囲で設定

1-3. ショールーム見学

  • リクシル・TOTO両方のショールームを見学
  • 平日の方が説明を受けやすい
  • 実際に浴槽に入らせてもらう

STEP2:業者探し・相談(2〜3週間)

2-1. 業者候補の選定

  • 地元の工務店2社 + 大手リフォーム会社1社を基本とする
  • インターネット検索と口コミサイトで評判を確認
  • 建設業許可番号をホームページで確認

2-2. 初回相談

  • 現地調査を無料で実施してくれるか確認
  • 担当者の専門知識と対応の丁寧さを評価
  • 複数メーカーを扱っているか(特定メーカーの代理店は避ける)

STEP3:現地調査・見積もり取得(1〜2週間)

3-1. 現地調査の実施

  • 既存浴室の採寸
  • 給排水管の状況確認
  • 電気配線の確認
  • 構造的な問題(土台の腐朽など)のチェック

3-2. 見積書の精査

  • 3社以上から詳細見積もりを取得
  • 単価ではなく総額と工事内容で比較
  • 不明な項目は必ず質問して明確化

STEP4:業者選定・契約(1週間)

4-1. 最終候補の絞り込み

  • 価格だけでなく、担当者の信頼性も重視
  • アフターサービスの体制を確認
  • 過去の施工実績(写真)を見せてもらう

4-2. 契約書の締結

  • 工事内容・期間・金額を詳細に記載
  • クーリングオフ期間(8日間)の説明を受ける
  • 万が一のトラブル時の対応を明記

STEP5:工事準備・近隣挨拶(着工1週間前)

5-1. 工事準備

  • 浴室内の荷物をすべて移動
  • 工事期間中の入浴方法を確保(銭湯・親戚宅など)
  • 洗濯機が浴室近くにある場合は移動も検討

5-2. 近隣への挨拶

  • 工事開始の1週間前には近隣宅を訪問
  • 工期・作業時間・緊急連絡先を記載した書面を渡す
  • 騒音の大きい解体日は特に丁寧にお伝え

STEP6:工事期間中の対応(5〜7日間)

6-1. 工事の進捗確認

  • 毎日の作業終了時に進捗を確認
  • 写真撮影で記録を残す(トラブル時の証拠)
  • 疑問点は遠慮なく職人さんに質問

6-2. 追加工事の判断

  • 解体後に構造的な問題が発見された場合
  • 工事内容と追加費用を書面で確認
  • 複数の選択肢がある場合は詳しく説明を受ける

STEP7:完成検査・引き渡し(1日)

7-1. 完成検査のポイント

  • 扉の開閉がスムーズか
  • 水漏れがないか(蛇口・シャワー・排水)
  • 傷や汚れがないか
  • 電気系統(照明・換気扇)の動作確認

7-2. 引き渡し書類の受領

  • 保証書(施工保証・メーカー保証)
  • 取扱説明書
  • メンテナンス方法の説明
  • 緊急時の連絡先

STEP8:アフターフォロー(定期的)

8-1. 初期不良の対応

  • 使用開始から1ヶ月以内の不具合は施工不良の可能性
  • 遠慮なく業者に連絡して対応してもらう

8-2. 定期メンテナンス

  • 6ヶ月後、1年後の定期点検
  • 清掃方法やお手入れのコツを再確認
  • 部品交換の時期や方法を把握

結論:あなたへのおすすめはどっち?タイプ別最適解

【コストパフォーマンス重視】なら→リクシル アライズ

こんな方におすすめ:

  • 予算120万円以内で質の良いユニットバスが欲しい
  • 掃除の手間を減らしたい共働き世帯
  • デザインにもこだわりたい

選ぶべき仕様:

  • 浴槽:人造大理石(標準)
  • 床:キレイサーモフロア
  • 壁:アクセントパネル
  • シャワー:エコフルシャワー

想定価格:110万円〜130万円(工事費込み)

【安全性・耐久性重視】なら→TOTO サザナ

こんな方におすすめ:

  • 小さなお子様や高齢者がいる家庭
  • 長期間安心して使いたい
  • メーカーの信頼性を重視

選ぶべき仕様:

  • 浴槽:FRP(軽量で丈夫)
  • 床:ほっカラリ床
  • 壁:樹脂パネル
  • シャワー:エアインシャワー

想定価格:120万円〜140万円(工事費込み)

【デザイン・機能性重視】なら→リクシル スパージュ

こんな方におすすめ:

  • 予算に余裕がある(200万円以上)
  • ホテルライクな上質空間を作りたい
  • 最新の機能を体験したい

注目機能:

  • アクアフィール(肩湾曲シャワー)
  • アクアタワー(打たせ湯)
  • ワイドミラー+間接照明

【最高峰の機能性】なら→TOTO シンラ

こんな方におすすの:

  • 毎日の入浴を特別な時間にしたい
  • 最高レベルの清掃性・快適性を求める
  • 予算は250万円以上

注目機能:

  • ファーストクラス浴槽(ゆりかご浴槽)
  • きれい除菌水
  • 調光・調色システム

よくある質問(Q&A)

Q1:火災保険は使えますか?

**A:**限定的ですが、使える場合があります。台風や雪害で浴室の窓ガラスが割れた、給湯器が故障したなどの自然災害が原因の場合は、火災保険の「風災・雪災補償」が適用される可能性があります。ただし、経年劣化や設備の寿命による交換は対象外です。保険会社に事前相談することをおすすめします。

Q2:使える補助金・助成金はありますか?

**A:**以下の補助金が利用できる場合があります:

国の補助金:

  • 介護保険の住宅改修費(要支援・要介護認定が必要)
  • 長期優良住宅化リフォーム推進事業

地方自治体の補助金:

  • 住宅リフォーム助成金(自治体により異なる)
  • 省エネリフォーム補助金
  • バリアフリーリフォーム助成金

【注意点】 補助金は予算に限りがあり、工事開始前の申請が必要です。契約前に自治体の担当課に確認することが重要です。

Q3:工事中は家にいないとダメですか?

**A:**必ずしも在宅している必要はありませんが、重要なタイミングでは立ち会いが必要です。

立ち会いが必要な場面:

  • 工事開始前の最終確認
  • 解体後の構造確認(追加工事の判断)
  • 配管工事の確認
  • 完成検査

普段の作業中は不在でも構いませんが、緊急連絡先は必ず伝えておくことが大切です。また、貴重品は事前に移動させておきましょう。

Q4:職人さんへのお茶出しは必要ですか?

**A:**義務ではありませんが、コミュニケーションを良好に保つ効果があります。

おすすめの対応:

  • 夏場:冷たいお茶やスポーツドリンク
  • 冬場:温かいお茶やコーヒー
  • 缶やペットボトルなら衛生的で処分も簡単

無理をする必要はありませんが、職人さんとの関係が良好だと、細かい仕上げにも気を配ってもらえる傾向があります。お茶菓子は不要ですが、飲み物だけでも十分感謝されます。

Q5:既存の給湯器はそのまま使えますか?

**A:**多くの場合は使用可能ですが、以下の場合は交換を検討してください:

交換を検討すべき状況:

  • 給湯器の設置から10年以上経過
  • 浴槽サイズを大きくする(追い焚き能力不足)
  • 頻繁に故障している
  • エコキュートへの変更を考えている

使用可能な判断基準:

  • 設置から7年以内
  • 浴槽容量に対して適切な号数
  • 正常に動作している

給湯器交換も含めたトータルコストで検討することが重要です。

Q6:工事期間中の入浴はどうすればいいですか?

**A:**以下の選択肢があります:

おすすめ順:

  1. 近くの銭湯・スーパー銭湯(500円〜1,000円/回)
  2. 親戚・友人宅(事前に相談)
  3. シャワー付きフィットネスクラブ(短期利用)
  4. ホテルの日帰り入浴(やや高額)

【専門家のアドバイス】 工事期間は5〜7日程度なので、銭湯通いが最も現実的です。近隣の銭湯を事前に調べておき、営業時間も確認しておきましょう。

Q7:マンションでも工事できますか?

**A:**可能ですが、管理組合への届出と近隣への配慮が必要です。

マンション特有の注意点:

  • 管理組合への工事届出(1ヶ月前)
  • 搬入・搬出ルートの確認
  • エレベーター養生の手配
  • 上下左右の住戸への事前挨拶
  • 作業時間の制限(9時〜17時など)

【重要】 マンションの専有部分の範囲を確認することも大切です。給排水管の一部が共用部分の場合、工事に制限が生じる可能性があります。

Q8:ユニットバスの寿命はどのくらいですか?

A:適切に使用・メンテナンスすれば15〜20年程度が目安です。

寿命を縮める要因:

  • 換気不足によるカビの発生
  • 清掃不足による汚れの蓄積
  • 硬い物による傷付け
  • 入浴剤の不適切な使用

寿命を延ばすコツ:

  • 使用後は必ず換気扇を回す
  • 週1回は浴室用洗剤で清掃
  • 月1回は排水口の清掃
  • カビ防止剤の定期使用

交換検討の目安:

  • コーキングの劣化が激しい
  • 浴槽にひび割れがある
  • 給湯器の故障が頻発
  • 清掃しても汚れが落ちない

Q9:冬の工事は避けた方がいいですか?

A:****12月〜2月は避けることをおすすめします。

冬の工事のデメリット:

  • 養生不足で冷気が室内に入る
  • 接着剤や塗料の乾燥に時間がかかる
  • 年末年始は職人の確保が困難
  • 銭湯通いが辛い

適した工事時期:

  • 4月〜6月:気候が安定、職人の確保も容易
  • 9月〜11月:夏の暑さが和らぎ、工事しやすい

ただし、緊急性の高い修繕(水漏れ等)は季節を問わず対応が必要です。

Q10:オプション選びで後悔しないコツは?

**A:**以下の優先順位で検討してください:

絶対に付けるべきオプション:

  1. 浴室暖房乾燥機(健康・快適性)
  2. 手すり(安全性・将来性)
  3. 保温材(省エネ効果)

付けて良かったオプション:

  • 浴槽の大型化(1616→1620など)
  • 人造大理石浴槽
  • LED照明

不要だったオプション:

  • 豪華すぎる水栓金具
  • 使わないジェット機能
  • 過度な収納オプション

【判断基準】 「10年後も必要か?」「メンテナンス費用は?」を考えて選択することが重要です。迷った時は標準仕様で満足度を確認してから検討しても遅くありません。


この記事が、あなたの理想のバスルーム実現の一助となれば幸いです。ユニットバス選びは一度決めると20年以上使い続けるものです。必ず複数社から見積もりを取り、ショールームで実物を確認してから決断してください。分からないことがあれば、遠慮なく専門業者に相談することをおすすめします。